神谷代表のお話（党員必読版）

このページは令和6年6月16日に配信された日曜メルマガ内の「今後の取り組みと私の見ている方向」（文責：神谷宗幣）の内容となります。

国政政党になって２年が経つわけですが、この２年間全く息をつく間がありませんでした。党本部をつくり、人を集め、国会の仕事を覚え、地方選挙の候補者を募り、全国で選挙をやって、内部の抗争を抑え、とにかく戦える組織作りをしてきました。組織がある程度できてきたのが最近のことです。ここで何とか選挙をと思っていたら、また執行猶予が出来ました(笑)。もう１年後には参議院議員選挙や東京の都議選もありますから、これからは衆議院議員選挙と３つセットで準備していくことになります。

地方組織も固まり、本部の人材も少しずつ充実してきたので、国会が終わったら、解散選挙後にやろうと考えていたことを先にやります。
いくつか例を挙げると
・本部の人事の見直し、本部スタッフの増強
・タウンミーティングの見直し
・党員登録＆管理システムの再構築
・赤坂ニュースを含む広報活動の見直し
・地方議員と国政改革委員のレベルアップ
・国会議員が増えた時のための秘書の育成
・政治塾（候補者育成に特化したもの）の立ち上げ
・政策のブラッシュアップと創憲活動
・党員の皆さんのアイデアの吸い上げ（オンライン・全国周り）
・海外ネットワークの構築
といった感じです。

普段から党員の皆さんの声を聴いていますから、課題はいろいろ感じているわけですが、国会活動や選挙があるとなかなか上記のような活動に割く時間もないですし、そもそもこうしたプロジェクトを任せられる人材がいませんでした。

今回は少し時間ができたことと、組織ができてきて全国から人材が推薦されてきたこと、また私の１８年の政治活動の中で知り合った仲間の協力が少しずつ取り付けられてきたことによって、できることが増えたため、次の臨時国会までにまとめてやってしまいたいと考えています。

ある党員の方が
【参政党を理解するには、代表の方を見るのではなく、代表の見ている方を見る】
という趣旨の投稿を何度かしていただいていますが、本当にその通りです。

私は「ファンや信者はいりません」と言い続けています。一緒に歩める自立した仲間が欲しいのです。これまでの人生で、アンチ化する人に多い特徴は、信者と依存者です。信者は自分の方を向いてくれないと拗ねてアンチ化します。依存者は、私にすり寄ることで得たいものがあるのですが、それが得られないと分かるやアンチ化します。私は経験上それを知っているので、そうした人が寄ってくるのを避けているのです。演説でもそこははっきり言っています。

今回の一連の改革は、理想の組織政党を作るためにやります。それが【私の見ている方】です。詳しくは今週末に配信される「赤坂ニュース」で前後半合わせて１時間ほど話しましたので、是非それを見ていただき、目的に賛同いただける方は、アイデアをいただいたり、力を貸してください。

逆に私や党本部に近づくことで何かを得たい、自分の欲求を満たしたい、という方は申し訳ないですが、かまっている時間がありませんし、不毛な摩擦を生むので、自分で自分をケアしてください。
本来あるべき政治は、世直しであり、人助けです。しかしそれをやってもお金と時間が無くなるだけですから、自立して自分を満たせている人でないとできないと思っています。まじめに政治をやって得はあるんですか？とたまに聞かれますが、目に見える得はないです。しかし、愚直にやっていれば信頼が貯まりますし、自分自身の生き方として自分で納得できるようになります。何か社会や日本のために役立てているのではないかと感じられ、自分を育ててくれた皆さんに感謝の気持ちが生まれます。それが報酬です。

一方、最近の政治は人の誹謗中傷ばかりが目立ちます。あれは人を叩くことで自分にエネルギーを集めようとする行為です。時にはそれもいいかもしれませんが、人の集めたエネルギーを奪うだけの人は結局大成しません。当たり前ですよね。参政党の皆さんには、自分たちでエネルギーを生み出せるようになっていただきたいと願っていて、参政党が組織としてそうなりたいと考え、今政党を作っています。