ワクチン、PCR検査の始まり
日本で最初に感染が確認されたのは2020年1月。
その年の2020年8月、「ワクチン生産体制緊急事業」として政府は6社に研究開発費の補助を決定した。
上の資料は2021年9月の資料だが採択された2020年には一部報道にあったと記憶している。
私は、DNAワクチン、ウィルスベクターワクチン、組換えタンパクワクチン、m-RNAワクチン、そして馴染みのあった不活化ワクチンが開発されると知った。
2020年7月29日の「日経バイオテク」の記事である。
こちらの不活化ワクチンは、純国産ワクチン。
感染拡大の状況、重症化率などを今後見守りつつ、もしワクチン接種の必要性を感じた時は、これを接種しようか、と考えていた。
ただ一点、通常ワクチン開発には10年の期間を要するというのに、1月に発生して7月にはワクチン開発を開始、最短で2020年11月から臨床試験の開始を目指すということには疑問をもったが、一旦思考を止めて同時に湧いてきた疑問について情報収集をすることにした。
その後、膨大な時間を費やして調べることになるワクチンの謎については次回以降ゆっくり書こうと思う。
PCR検査についての疑問
さて、私が同時に湧いた疑問とは、例のPCR検査のことであった。これは緊急の課題だった。
通常私達は何か体に異変が起きて症状を感じた際、その原因を調べるために検査を受けるのだが、covid-19に対しては政府が何故か無症状の人にも検査を推奨。
陽性と判定された人への外出の自粛を促した。
しかも、陽性者を感染者と呼び、濃厚接触者といわれる人にも検査を要請。
自粛を促したが、そもそも陽性と感染は違うし感染と発症もそれぞれ定義が違うのに、何故陽性者を感染者と呼ぶのか、全く理解不能だった。
増していく疑念…
一体どういうことか。
真顔で陽性者を感染者と呼ぶ政府やメディアはおかし過ぎる。
そもそもPCR検査とは何か、又、その検査結果は信頼できるものなのか疑わざるを得なくなった。
ネットではやはり同じように疑問を持つ人の声がチラホラあり、その多くはCT値の設定がおかしいというものだった。
私はこうして調べていくうちにもしかすると「パンデミック」と騒いでいること自体が虚構ではないかとさえ思い始めていた。
PCR検査は正しかったのか?
このPCR検査そのものの詳細についてはその後、イタリア在住で分子生物学、免疫学を専門に研究されている荒川央氏がブログで詳しく解説して下さったので、以降は主に荒川央氏のブログを引用してPCR検査は正しかったと言えるか考えてみようと思う。
まず荒川氏は、ウイルス感染症について自身のブログにこう記している。
ウイルス感染症の基準で大切な事は2つ。
他人に感染させるか、そして本人に症状があるかです。
コロナウイルスの場合は軽症であれば自然に治癒する事も多いですので、治療は重症患者に絞る事になります。
そして記事はこのように続く。
他人に感染させるためには「生きている」ウイルスが必要になります。
ウイルスは細胞内寄生体で、細胞内の酵素系を使って自身の複製を行います。
ウイルスが「生きている」かどうかは細胞に感染して複製できるかで判定します。
「パンデミック」の謎より
つまり他人に感染させる可能性があるのは、「感染している人」ということになる。
「ならば感染し発症した人に外出自粛を促せば良く、PCR検査で陽性判定された人全員に自粛を促す必要などなかったじゃないか!」
「いや、政府は陽性者の中に感染者がいるかも知れないから取り敢えず陽性者全員に自粛を促したのではないか?」
との問いに対しても荒川氏は答えてくれているので次回書くことにしようと思う。
主筆:明日香